私は私のままで、生きていこう。
"私は、ふつうに生まれたかった。みんなと同じになりたい。障害も病気もなくしたい。そうしたら、私はもっと幸せになれるのに…"
これは、カウンセリングで心理士さんに見せるノートに吐き出した、文章の一部。
つい、2ヶ月前の事だ。
心の中にある「ふつうになりたい」という気持ちが爆発した時期だった。
健常な人が羨ましい。
健康な人が羨ましい。
みんなの中にいると、やっぱり自分は違うんだなと実感させられるから、つらかった。
こんな素直な気持ちを吐き出すと、心理士さんは、こう言った。
「そんなあなたが好きな人がいてくれるんじゃないかしら。少なくとも、今まわりにいる人たちはそうだと思う」
その言葉で、私は気付いた。
みんなと同じになれなくても良い。
私は私で良いんだ、と。
何故なら、私のまわりには、こんな私を受け入れてくれる人たちがいるから。
家族、友人、そして彼。
こんなにもたくさん、いてくれている。
だから、私は私のままで、生きていこう。
そう、思った。
みんなよりも苦手な事が多くて、ずっとずっとゆっくりのペースで生きてる私だけど、そんな自分を受け入れて生きていこう。
そして、これからは、ありのままの私でいよう。
ようやくそう思えたとき、心がスっと軽くなって、涙が止まらなかった。
────ここまで読んで下さってありがとうございました。